楽にきれいな文字を身に着けましょう

大人になってからクセ字がなかなか直らなくて困ったことはありませんか?
昔ほど手書き文字の出番は多くないとはいえ、不意に人前で住所や名前を書かなきゃいけなくなって、慌ててしまったり……。
大人の方ならきっと「ウンウン」とうなずいてくださるのではないでしょうか。
一度ついてしまったクセを直すには、クセがつくまでの倍以上の努力が必要です。正しい字形を勉強しながら、クセ字を書こうとする自分の脳や手と戦わなければいけないわけですから……。もちろん相応の時間もかかります。
子どものうちから文字の形や書き順を覚えながら、正しい書き方を身に着けたほうが、後から直すよりずっと簡単で楽なはずです。
まだクセが固まりきっていない今だからこそ、ぜひ取り組んでほしいと思っています。
コツコツ身に着けるスキルは自分ならではの個性になる!

習字・書道は日々の地道な積み重ねです。
「10日間で美文字」などのメソッドもありますが、練習している時は上手く書けるようになっても、ちょっと時間が経つとほとんど元の字に戻ってしまいませんか?
ずっと美しい文字を書けるようになろうと思ったら、少しずつでも良いから毎日書いて、時間をかけて脳と体に沁み込ませていくしかありません。
タイパが重視される世の中ですが、短期間で身に着けたスキルは、他の人も短期間で習得できてしまいます。
一方、時間をかける必要があるスキルは、簡単に真似できません。
もちろん短期間で身に着くスキルが悪いわけではありませんよ。私も半年程度で取れる資格をいろいろ持っています💪
『短期間で身につく有用なスキル × 長期間かけてコツコツ積み重ねたスキル』
このかけ合わせがあってこそ、そう簡単には真似できない自分ならではの個性となるのです。
受験にも役立つスキルです

お習字は比較的、表彰されるチャンスが多い習い事です✨
夏休みや冬休みに宿題として出されるコンクール(JA共済や書き初め等)の他、書道関連の団体や新聞社、自治体等が関わっている小中学生向けの書道展がいくつもあります(習字・書道の展覧会はコンクールを兼ねたものが多いです)。
作品を提出できる先が多いということは、がんばって書けば書くほど賞を取る可能性も増えます❣️
- 大きな賞の受賞歴
- 毛筆書写技能検定/硬筆書写技能検定 3級以上
- 学生部最高位『特待生』
これらは受験の際、特技欄に記載することができます。
特に書写技能検定は文部科学省後援ですので、将来的に履歴書に書くこともできますから、ぜひ積極的にチャレンジして頂きたいです👍
ひとりひとりとじっくり向き合う教室です

瑛扇書道会のこども習字・かきかた教室では、ひとりひとりとじっくり向き合って、一緒に楽しんだり、一緒に成長を喜んだり、時には一緒に悩んだり……美しい文字を書くことだけが目的なのではなく、子どもの成長そのものに寄り添いたいと考えています。
今日は書きたくない、気分がイマイチ、疲れてる……時にはそんな日があっても大丈夫。書きなさい!と強制することはありません。家でも学校でもない場所で、家族でも親戚でもない人たちと一緒の空間にいるだけで、何かしら学ぶことはきっとあると思います。
誰しも成長期があれば停滞期もあります。1年後や時には3年後・5年後をゆったり見据えて、トータルで成長していればOK!
目先のことだけにとらわれず、それぞれのペースで成長していきましょう。
お道具類は貸し出ししています

学校や他の習い事の帰りなどにもサッと寄ってもらえるように、必要なお道具類は基本的にこちらでご用意しています。
今どきの学校はランドセルが大きくなったりタブレットなどがあったり、お荷物が多くて大変ですよね。お習字には少しでも身軽にお越しください。
(もちろん、ご自分の使い慣れたお道具を使いたいという場合は、お持ち込みOKですよ)
習字セットを持っている小学3年生以上は、できるだけ自分の筆をお持ち込みください。使い慣れた筆のほうが学校でも実力を発揮しやすいですし、授業であまり使わずに経年劣化してしまうより、たくさん使いこんで、実力に合わせて新しいものに換えていきましょう😉
基本的な消耗品費など、追加料金は頂きません

全員必ず必要になるもの(墨液・半紙・競書本代など)は、月謝に費用を含んでおり、追加料金は頂きません。また、年会費もありません。
月謝がリーズナブルな教室でも、意外と教材費や年会費や施設利用料などがかかって、トータルの請求額に「あれっ!?」とびっくりすることがあります。
お子さんに楽しく通って頂くためには、保護者の方のご負担もできるだけ減らしたいと思いますので、基本的に毎月の費用は固定させて頂いております。
ただし、下記は別途費用を頂きますが、すべて参加は任意です。
- 昇級試験の受験料(年2回) ※参考価格…2023年度 1回600円(毛筆300円+硬筆300円)
- 段級位証明書の発行(実費) ※参考価格…2023年度 特待生2,000円+送料400円、模範生以下1,000円+送料400円
- 書写技能検定の受験料 ※参考価格…2023年度 5級 1,700円、4級 1,900円、3級 3,500円
- 特別講習会(夏期講習、書写検定対策集中講座など)
- 展覧会出品料(実費、会により異なる。※参考価格…300円~1,300円程度)
- お楽しみ会(おやつ代など、数百円程度の協力金)
基本的な教室の流れ
硬筆2~3枚 → 毛筆5~10枚 → 筆洗い・お片付け
このルーティーンで90分程度のイメージです。
もっと書きたい時はたくさん書いてもいいですし、書けない時は減らしても構いません。
(枚数の数字だけ見ると少なく感じるかもしれませんが、1枚あたりの時間で割って頂くと、これくらいがイイ枚数だとお分かり頂けるかと思います)
毎月すること

競書本の課題を書き、提出します。
競書本とは書道団体が毎月発行している冊子で、各学年ごとに毛筆と硬筆の課題が掲載されています。
毎月課題を書いて提出することで、本部の審査員の先生方によるチェックの後、段級位を認定して頂きます。毎月の月例競書では1段階昇格または現状維持、年2回の昇級試験では飛び級もあります(昇級試験の月は月例競書はお休みです)。
毎月の本代・審査料は月謝に含んでいます(昇級試験の受験料は別途実費)。
学生部最高位の『特待生』を目指してがんばりましょう!
季節ごとにすること
- 12~1月頃 … 冬休みの宿題(書き初め)、書き初め展、書写検定
- 6月頃 … 書写検定、昇級試験
- 7~8月頃 … 夏休みの宿題、夏期講習、青少年書道展、全日本小学生・中学生書道紙上展
- 9~10月頃 … 明石市美術展、一東全国書道展
- 11月頃 … 書写検定、昇級試験、社中展*
そのほか、合間合間に特別講習やお楽しみ会、展覧会への出品などを入れていきます。
*社中展 … 同じ教室や会派の仲間で集まって開く展覧会
受講・費用のご案内
ご受講対象 | 小学1年生~6年生、中学1年生~3年生 |
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※小学校新1年生は2月からプレ入会対応(硬筆のお名前書きなど入学準備をします。まずは30分座って取り組めるようになるのが目標!)。 ※当面の間、高校生以上は中学生から継続の場合のみとさせて頂きます。 | |
体験レッスン | 500円(お1人様1回) |
入会金 | 3,000円(初回のみ。兄弟姉妹入会は2人目から無料) |
月謝 | 小中学生5,000円、高校生7,000円(月末までに翌月分をお支払いください) |
※月途中のご入会は当月末まで1回1,800円 ※小学校新1年生のプレ入会は3,000円(4月から正式入会) ※月3~4回開講(開講日はトップページのカレンダー参照) | |
お支払方法 | 【現地決済】現金、クレジットカード、PayPay、楽天ペイ、au PAY、交通系ICカード 【リモート決済】銀行振込(ゆうちょ銀行、三井住友銀行、楽天銀行からお選びください) |
※お子様に現金を持たせるのは防犯の面でお控えください。 ※クレジットカード等の情報は決済代行業者のセキュリティで守られており、瑛扇書道会に閲覧・保存されることは一切ありません。 |